トイレが壊れた!

それは、前触れもなく突然やってきた。
7月のある日、午後遅くトイレの水が流れなくなった。
リモコンは作動するが、トイレの電源が入らない。思い起こせば、このトイレが我が家に来てから、11年目になる。
ちょうど、トイレのリフォーム工事中に
東北大震災が起き、トイレの搬入に3ヶ月以上かかったのを記憶している。
なので、寿命が尽きたのか?と思った。
業者に相談すると、今のトイレと同機種の
購入には最低でも3ヶ月かかるといわれた。
これも、あの戦争の影響か?
仕方が無いので、違う製品に切り替えて工事の依頼をしたが、なんとこれも搬入まで10日間もかかるという。
さて、トイレの無い生活を10日間もどう乗り切ろう?という事になり
私は、災害用に備蓄していたトイレ用品を使ってみる良いチャンスだとおもった。
お小水の方は、風呂の残り湯利用でなんとかなるが
大の方は、残り湯でちやんとながれるのか
心配だった。なので、夫はコンビニトイレのお世話になり、私は備蓄用品を試すことになった。結論から言うと、備蓄用品はかなり使える。ストックをして置いて良かった。
10日間が本当に長く感じた。日常の当たり前の生活がかけがえの無い、ありがたいものだとしみじみ感じた。
これからも
『備えあれば憂いなし〛の災害を常に意識した生活をして行こうとおもった。