ハクセキレイ
最近、散歩の途中で「ハクセキレイ」に出会う。長い尾羽をピョコピョコ上下に動かして歩く姿が愛らしい、ハクセキレイによく出会う。
頭部と首回りが黒、背中はオスが黒く
メスは灰色。顔とお腹まわりは白色。顔を横断するような黒い線があり、長い尾羽は白黒混じっている。
あちこちせわしく、コンクリートの道路を歩き回る。エサを探してるのだろうか?
私は、このハクセキレイが大好きで密かに彼等を「セキちゃん」と呼んでいる。
ある日、往来の激しい道路付近を相変わらずちょこちょこ歩き回るハクセキレイを見かけた。
私は、怪しい人と思われ無いように辺りに人がいないのを確認して
ハクセキレイに話しかけた。
「セキちゃん、車が沢山いるから気をつけてね」と。
すると、私の話が通じたのか、単なる偶然か「セキちゃん」が急に立ち止まり、私の方に振り返ったのだ。
一瞬だが、可愛いつぶらな瞳見つめられてしまった。その後、すぐ甲高い声で鳴きながら飛びたったのだ。
調べてみると、日本書紀にも登場するくらい人との付き合いは古く
スズメやカラスの様に、人の作った穀物をエサにしないので、人から攻撃を受けた経験が無い。そのため、人をあまり恐れ無い個体もあるとの事。
ということは、あの「セキちゃん」が振り返ったのも、まんざら偶然ではないかも知れない。
今度、会ったら何と話しかけようか?散歩の楽しみがまたひとつ増えた。