バッタとの攻防

今年の夏、家庭菜園でゴーヤ、胡瓜、ミニトマト、ピーマン、パプリカを植えた。

特にミニトマトなどは、ひと株から300個ぐらいの収穫があった。

ピーマンやパプリカも夏の終わる頃まで実をつけてくれた。

てなわけで、いずれもひと株の苗から予想以上の収穫があり、すごいお得感があったので、10月に入って芽キャベツブロッコリースナップエンドウ、さらにいちごの

苗まで買って来た。頂き物の野菜の種も消費期限が近いので植える事にした。

まずは、土作り。培養土、米糠、石灰等を混ぜてフカフカの土を作り野菜の苗を植え、種はプランターに植えた。

ブロッコリーは、順調に育ち毎日、楽しみに庭の畑の様子を見に行った。

ところが、二株植えたブロッコリーのひと株だけにおんぶバッタファミリー?が3匹もしがみついていた。

翌日も、残念な事にバッタファミリーがしがみついていて、よく見ると葉がきれいに食べつくされて憐れなすがたに!

仕方ないので、割り箸でつまんで近くの草むらに強制退去となった。

2,3日は、姿を見かけなかったので、安心していた。ところが、またもやバッタ出没!今度は、2匹なので違う一族?かもしれない。

仕方ないので、ブロッコリープランターに植え替えて防虫ネットで防御する事にした。バッタの言い分としては「そこに美味しい食べ物があるから」やってくるのである。

無農薬で野菜等を育ててる農家の方々のご苦労が身にしみた。

しかし、野菜作りをはじめて気づいたことがある。子供の頃から、何かを育てたり、世話をする事が好きだったということ。

動物のお世話など少しも苦にならず、むしろとても楽しかった。これから、収穫までの楽しみが増えた。